マイホームのメンテナンス【たくさんお金がかかる!!】

住宅のメンテ

一戸建てのメンテナンスは部分ごとにチェックする

住宅はどんなに大切に使っていても、設備は劣化し外壁や屋根は傷んできます。見えにくい小さなヒビでもそこから雨水が浸透すれば、内部の腐食を進めてしまいます。住宅の性能を維持するためにも、定期的なメンテナンスを行いましょう。
戸建て住宅の場合は、家主が管理する必要があります。日ごろから家の状態をチェックし、補修が必要な部分は早めに対処しておきましょう。「あとでまとめて」と考えていると、1回の補修費用の負担が大きくなってしまいます。床や壁などの汚れは自分で対処できる場合もありますが、基礎や柱など住宅の骨格となる部分の不具合や傷みは、その家を施工した業者やメンテナンスの専門業者に相談しましょう。

 

 

 

自分でできるメンテナンス・できないメンテナンス

日常的なメンテナンスは家主が手をかけてすべきことです。ふすまや網戸の貼替え、トイレのタンクが詰まった時の修理、外壁のペンキ塗り直しなど、日曜大工や趣味の延長でできるものなら自分で行ってのも良いでしょう。

 

しかし大規模メンテナンスとなると話は別です。シロアリ予防のための土台の腐食処置や、ガス管の取り替えなど、そもそも素人には不可能な工事があります。また、構造躯体部分、基礎、土台、柱などの部分は数年ごとにプロ点検してもらう方がいいでしょう。家の資産価値を保つために、どんなメンテナンスが必要なのかをしっかり把握したうえで、自分でできることは自分で、プロにお願いした方がいいことは任せましょう。

 

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メンテナンスが必要になる事例

基礎・土台・柱・梁

●シロアリ被害

シロアリは木材や畳、ケーブルやコンクリートまで食べてしまいます。そのため基礎や土台、柱や梁に使われている資材が空洞化し、住宅の変形や傾き、最悪の場合は崩壊を招くことになります。湿気や日陰を好むので、水回り部分の下に発生することが多いものです。

 

【対策】

・防蟻処理された資材を使う。

・ファンなどで床下の換気をよくする。
【対処】

・専門の業者に依頼する。

 

 

 

●腐食

腐食とは木材や金属材が腐ることです。腐食によって建物の強度が下がり、見過ごせば大きな被害を招きます。基本的には湿気を除去することで防ぐことができます。見えにくいところからの雨漏り、水漏れなどに注意が必要です。

【対策】

・防腐処理された資材を使う。

・ファンなどで換気をよくする。

・水回り部分の漏れを点検する。

 

【対処】

・腐食を発見したら、専門の業者に依頼する。

屋根・外壁

 

 

 

●屋根の痛み

屋根に割れやズレが起こると、そこから雨水などが侵入し、梁や屋根基礎部の腐食を進行させます。しかし、屋根に登って掃除したりチェックをするのは危険です。また瓦屋根の場合、瓦を踏んで割ってしまう可能性もあります。専門家に任せた方がよいでしょう。

【対処】

・屋根の表面が傷んでいるように見えたら、施工業者または専門の業者に相談する。

 

 

 

●外壁の痛み

外壁材にはあらかじめ防水、断熱、防音などの処理がされています。しかし、年数とともに塗装がはがれ落ちたりヒビが入ってきます。また、シーリング材(外壁の目地に詰めてある詰め物のこと)が劣化してくると、雨水が侵入してくる恐れがあります。

【対処】

・築10年あたりを目安に業者に相談し、外壁の塗り直しを行う。

 

 

 

●天井・内壁・床

天井は、うち影は住宅用洗剤、補修材などで比較的容易に自分で補修できる部分です。しかし、長年にわたって蓄積された汚れは簡単に落とすことはできません。日頃から手入れを心がけましょう。また、種類によって手入れ方法が違ってきます。

 

【日頃の手入れ】

・ビニールクロス/固く絞った布で、水拭きする。

 

・板張り/直射日光を避け、柔らかい布、または化学雑巾でから拭きをする。

 

・塗り壁/はたきなどでホコリを落とし、水や洗剤使用は避ける。

 

・白木/白木用ワックスをかけておき、普段はから拭きする。

 

・フローリング床/ワックスまたはニスを塗る。ワックスは半年に1度、ニスは3年に1度目安として塗り替える。

 

・カーペット/年に2回ほど、市販のカーペット用クリーナーを使ってクリーニングを行う。ただし、ものをこぼした時はすぐに拭き取って、シミを残さないようにしておく。

 

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メンテナンスが必要になる事例

水回り

水回りは生活の基本的な活動に欠かせない場所で、湿気をつねに帯びているため、カビや腐朽菌が繁殖するには最適な環境です。手入れをせずにそのままにしておくと取り返しがつかなくなったり、高額な大規模補修をせざるを得なくなります。常日頃からメンテナンスを意識して、清潔さを保ちましょう。

 

キッチン

油汚れは料理のたびに拭き取り、コンロの中や換気扇などで、茶色く変色したり、層になって固まってしまった油は、洗剤を使用して除去しましょう。強力な洗剤を使用する場合には、必ずゴム手袋を着用して、換気を行いながら作業を行いましょう。

 

蛇口の水もれ

ハンドルを締めていても水が漏れる場合は、蛇口のパッキンという部分が磨耗していることが考えられます。パッキンは蛇口の構造内にいくつかの種類があり、どこから水が漏れているかによって磨耗しているパッキンの種類が違います。最近の蛇口は、片手でお湯と冷水の調整ができるものが主流ですが、このタイプは構造が複雑になっているため、業者に依頼して修理を行う方が良いでしょう。

 

浴室

・タイルの補修/タイルのひび割れやはがれは、浴室の土台部などに腐食やシロアリの被害を招きます。ひびやはがれは市販の接着剤やセメントで補修できます。
・敷居の補修/浴室の敷居は腐食しやすい部分です。腐食部分を完全に削り取ってから市販の防水剤を十分染み込ませ、その上に充填材を塗って補修を行いましょう。

 

・カビ対策/入浴後、軽く冷水で浴室を洗い流すと室内の温度が下がり、カビが発生しにくくなります。カビが発生したら、ブラシなどではこすらずにカビ取り剤(塩素系漂白剤)で除去しましょう。カビ取り剤を使う際には換気を必ず行い、2種類以上の洗剤を絶対に混ぜ合わせないように注意しましょう

 

トイレ

・汚れ/トイレは、気がついたらさっと掃除をするという習慣を身に付けることが大切です。トイレ用洗剤で便器の黒ずみ、黄ばみを取り、床は化学雑巾などで掃除しましょう。汚れを放置していると異臭が発生する原因になるので、こまめな掃除を心がけましょう。

 

・トイレタンク/水洗トイレの水が止まらない、水が出ないなどの問題はタンクの故障によるものが原因です。まずはタンク内の水位を確認し、それから浮き玉、浮きゴム、鎖、ボールタップ、止水栓と順番に点検しましよう。劣化しているものがあれば交換を行なってください。


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