家を建ててはいけない土地!!

土地購入の

 

見落とすと大変な家づくりの土地状況

家と土地には、「都市計画法」や「建築基準法」によって、さまざまな決まりごとがあります。都市計画法が施行されている「都市計画区域」では、原則として家が建てられない区域や、建物の構造・工法に条件のある地域が指定されています。家が建てられるエリアであっても、工事に規制があったり、用途が決められていたり、煩雑な手続きを必要とする場合も珍しくありません。家が建てられないエリアもあるのです。

 

ほかにも、自治体による条例や、建築基準法に基づく建築協定などが影響する土地もあるので注意が必要です。またすでに建物が建っていても、法律の改定で条件が満たせないため、建て替えかできないという場合も多々あります。土地自体に問題はなくても、売り手側から条件があるなど、周辺と比べて価格の低い土地にはそれなりの理由があるものです。細部まで内容を確認して検討しましよう。

 

 

家を建てられない土地・条件がある!!

家が建てられない土地

●市街化調整区域

 

農家住宅や既に開発許可がある場合、既存宅地などを除いて、原則として宅地造成などの開発も含め、住宅建築はできません。

 

 

●接道する道路の幅が狭い

 

土地は幅4m以上の道路に接する義務があります。それ以下でも建築基準法上の道路(2項道路)なら、条件付きで可能。

 

 

●敷地と道路が2m以上の幅で接していない

 

上で定める道路に、土地が有効幅2m以上で接道する義務が。接道面に、高低差や水路がある場合も一定要件を満たせばOK

 

 

厳しい条件がある土地

●都市計画道路の区域

 

区域内の建物は階数、桶造などが制限されます。また、相場よりも格安の「道路予定地」は、後々立ち退きが発生することも。

 

 

●宅地造成工事規制区域

 

がけ崩れなどのおそれがある区域のこと。都道府県知事の許可を受けなければ、宅地造成工事ができません。

 

 

●高圧線の下

 

電圧の大きさや送電線との距離によって。建物に制限がかかる場合があります。また、建て替えなども制限されます。

 

 

●工業専用地域

 

「用途地域」による分類で、工業の利便増進を図る地域のこと。市街化区域の中で、唯一住宅が建てられない地域。

 

 

条件つきの土地

●地域地区

 

歴史的風土特別保存地区京都・鎌倉など、歴史的な街並みが残る地区がこれに指定。この地区内の新築物件には規制があり、事前申請が必要です。

 

 

●景観地区

 

市街地の景観維持のため、必要な場合に建築物などの外観や色彩、デザインなどに規制がある地区。

 

 

●建築条件

 

売り手の指定する建設会社と、工事請負契約を結ぶことが条件の土地。土地を購入後、一定期間内に家を建てます。基本的には自由設計とはいえ、工法やデザインなどは限られます。

 

 

●高度利用地区

 

土地の有効活用を目的に指定。建築物の容積率・建ぺい率・建築面積・壁面の位置を制限し、小規模建築物を抑制します。

 

 

●風致地区

 

自然の風景が持つ趣きや美しさを維持・保存するために。建築物の建築や樹木の伐採などが制限される地区。中古住宅つきの土地家ごと売られる土地で、更地よりも安価で販売されます。ただし、建て替えをする場合は注意が必要。建築基準法の改正などで、建築不可や、建てられる家が小さくなることもあります。

 


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